☆解説☆

小学生の頃、俺は歌謡曲小僧だった。

中学生の時に洋楽、高校生でNWOBHM、大学に入って70年代のプログレやブリティッシュロックにハマり、
20歳でブルースやファンクやR&Bに傾倒。

20代で夜叉や三宅庸介さんと出逢い、30代で高崎晃さんや秋間経夫さんや柴山俊之さんらに感化され、
多くのことを吸収してきた。

色んな音楽、ミュージシャンから受けた影響が混ざり合い、熟成。
スタンドは俺の中の音楽的要素がすべて詰まったバンド。

40歳になったらソロアルバムを作ろうと若い頃から漠然と考えていたが、39歳になった頃はまだ夜叉も活動していてジライヤにも参加していたので具体的なプランは全くなかった。

ジライヤで2009年初夏にデンキナマズというアルバムを作った。
作曲、アレンジが難航してレコーディング中も喧々諤々。

毎日胃が痛くてスタジオに行くのが本当に辛かったが、いざ作品が出来上がると気分スッキリ。

柴山さんの歌詞に曲をつけるという体験から新たなチャクラが開いたようで作曲の喜びに目覚め、レコーディング後に自分で書いた歌詞に曲をつけまくり、1ヶ月で20曲以上量産。

だがそれは夜叉でもジライヤでもほとんど使えない曲。

作ってしまうと自分で歌いたくなり、スタンドとらいぶらを立ち上げることにした。
2009年夏から秋ぐらいのこと。

2009年末に夜叉が活動休止、2010年4月にジライヤも一旦解散。
2010年のゴールデンウィークあたりからスタンドのリハに入りだした。

リハ初日で3曲出来た。
2回目のリハでも3曲出来た。
半年後の初ライブ時には20曲ぐらい持ち曲があった。

2011年の正月に録音して春の発売だったと思う。

サウンドは自由奔放、火力全開、やりたい放題、好き放題。

シンプルなアウトラインの楽曲を縦横無尽のインプロビゼーションで盛り上げる。
ヘビーメタルをベースとしたパンキッシュなロックンロールバンドとでも言おうか。
まあ本人としてはジャンルにとらわれないで、面白いと思うことを熱く演っております。

島紀史くんとは10年近い付き合い。
夜叉の時にコンチェルトムーンと対バンしてから惚れ込んで仲良くさせてもらっている。
2004年に吠えるトリオというレジャーバンドを結成。
今になって考えるとスタンドのプロトタイプのようなバンドだった。

KKこと金光健司さんとは15年近い付き合い。
HYPEから和嶋工務店、アキマ&ネオスと色んなシチュエーションで相棒関係でいる。
とにかくこの2人と共に演奏するのが楽しい。

打てば響くし
引けば引く
煽りゃあ火がつき
燃え上がる

こんな都々逸もスラスラと出来上がってしまう、そんな関係。

アイデアを持って行くのは主に俺だけど、その発想のインスピレーションとなるのは島紀史くんとKKの演奏。

コンチェルトやSBLで見せないような部分も含めて2人の魅力が詰まっているバンドでもある。